ドイツ音名のお話 **後編** HとBとシ

前回の続きです
またまたマニアックなお話です💦

ドレミとドイツ音名の対応をもう一度見てみましょう!

幹音名
幹音名2.png

♭がついた音
flat2.png

♭系は基本的に幹音名にesを付けて出来ています。♭シ以外は。

少し並び替えたものをご覧ください
並び.png
シを飛ばすと、ラ(A)、♭シ(B)、ド(C)・・・・とソ(G)まできれいにアルファベット順になっています。
そして、Gの次にシにHが充てられています💡

なぜこんなことになったのでしょうか⁉

「こういうものです!覚えてください💨」という先生が多いですが、今日は私が教わった、ある一説をご紹介します

中世のヨーロッパではファ-シ間の増四度(三全音/トライトーン)が嫌われており、それを避けるためにと書いてあっても♭シを演奏することがよくあったそうです。(これをムジカ・フィクタ musica ficuta と言うそうです。)
音程についての記事はこちらこちら

それで、♭シの方が優先的にアルファベットが充てられ、後からシがHとなったそうですよ

なお、イギリスは大陸とは異なる独自の音楽が発展していて、シを下げて演奏する習慣はなかったので、シ=Bとなっているそうです。
※英語表記からできたコードネームでもBはシを指します

現代では逆にちょっとややこしいですね💦
「覚えにくいなぁ」と思っていた方は、この記事をきっかけに覚えていただけたらうれしいです

ここまでお読みくださりありがとうございました!

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